加工技術

当社独自の加工マシン開発により大量生産から
小ロット生産、及び高精密加工を実現しています。

シナガワでは、ゴム成型からゴム打抜加工まで市場の動向に合わせフレキシブルに対応できるよう、自社オリジナル機種を含め精鋭マシンを完備しスピード納品を可能にしています。素材についても各種取り揃えており、あらゆるゴム製品の試作や量産のご要望にも迅速に対応いたします。

当社は業界の常識を打ち破り、ゴム成型とあらゆるゴム加工の社内一元化に成功しました。多用途に渡るシリコーンゴム製品や加工が困難なウレタンゴム・ゲル製品など新しい素材にも挑戦し、医療や美容の分野においても成果を収めています。こちらでご紹介するゴム加工技術も日々向上し、コスト、納期、品質全てにおいてお客様より高い評価をいただいております。

打抜加工

軟質・硬質ゴム材料をトムソン打ち抜きやタガネによる打ち抜きなど多種の打ち抜き機を設備しております。さまざまな素材、形状、厚み、精密性などを考慮しご要望に応じたマシンを選定いたします。また、ゴム・樹脂の打抜用金型も豊富にございますので、ご要望のサイズをご相談ください。

チューブCUT（スライス）加工

当社独自開発の自動CUT機でゴムチューブやゴム成型パイプを指定寸法にスライスします。小口径から大口径まで加工サイズが広く、変形物（三角、四角）など高精度な加工を行っております。

プレス加工

当社ゴム成型品は直圧成型機と射出成型機の2タイプがあります。
射出成型（ラバーインジェクション）はシリコーンゴム専用となっており量産品の成型に能力を発揮します。
直圧成型（ラバーコンプレッション）は精密な成型を得意とし主に、IT関連部品を生産しております。

接着加工

接着加工は接着する素材同士の相性や強度、使用する環境などに応じて加工が必要となるため高い技術とノウハウが必要とされます。当社はとりわけシリコーン素材の接着に力を注いでおります。従来シリコーン同士は接着しにくいのですが、独自の開発技術とデータのノウハウにより強固な接着加工も可能です。用途の幅広いシリコーンの接着技術は当社の強みのひとつです。

DIP成型

金属表面に塩化ビニールを附着させ、加熱してゲル化させた後、冷却して離型します。金型に接した内側寸法は比較的制度が高く、外側はラフになります。当社は豊富な素材を常に取り揃えておりますので、お客様のご要望に応じたさまざまな製品の開発が可能です。ノウハウを備えた技術スタッフが、対候性・耐久性を高めた製品、硬度の調整が必要な製品、グリップ力を高めた艶消し製品など、あらゆる加工にも柔軟にお応えします。

エンドレス加工

近年、IT関連の樹脂フィルム、粘着テープ、薄物ゴム材料の発注が増加しており、すべてのゴム製品が軽・薄・短・小化し、超精密、極微なゴム商品が求められています。エンドレス加工とは、複数の工程をライン化して製作する加工です。この機種の開発で中小企業創造法の承認を国から受けました。携帯電話・液晶・OA関連分野で用途開発が進んでおります。